PROactive
2型糖尿病に対するピオグリタゾンの効果が明らかに

糖尿病治療薬を服用中で,大血管障害リスクの高い2型糖尿病患者を対象とした欧州の大規模ランダム化試験。チアゾリジン薬ピオグリタゾンの追加投与により,全死亡と大血管障害の発症が抑制されることが示された。

PROactiveのエビデンス
PROactive
大血管障害を有する2型糖尿病患者において,末梢動脈疾患の心血管疾患アウトカムへの影響を検討し,さらにpioglitazone治療の効果への影響を検討した。PROactiveの事後解析。
Dormandy JA, et al. Atherosclerosis. 2009; 202: 272-81.
PROactive
心血管疾患リスクの高い2型糖尿病患者において,metformin,スルホニル尿素,インスリンによる糖尿病治療およびスタチン薬の使用により,pioglitazoneの脂質への効果が影響されるかを検討した。PROactiveのサブ解析。
Spanheimer R, et al. Am J Cardiol. 2009; 104: 234-9.
PROactive
大血管疾患の既往を有する2型糖尿病患者において,pioglitazoneの大血管イベントに対する効果を,脳卒中の既往の有無により比較した。PROactiveのサブ解析。
Wilcox R, et al. Stroke 2007; 38: 865-873.
PROactive
心筋梗塞の既往を有する2型糖尿病患者において,pioglitazoneの死亡および大血管障害に対する有効性を検討した。PROactiveのサブ解析。
Erdmann E, et al. J Am Coll Cardiol 2007; 49: 1772-1780.
PROactive
心血管疾患を有する2型糖尿病患者において,pioglitazone治療における心不全の発症を検討した。PROactiveのサブ解析。
Erdmann E, et al. Diabetes Care 2007; 30: 2773-2778.
PROactive
高リスクの2型糖尿病患者において,pioglitazoneによる大血管障害の発生および死亡の減少効果を検討した。
Dormandy JA, et al. Lancet 2005; 366: 1279-1289.
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