JDCS
日本人の2型糖尿病患者における生活習慣への介入の効果と,日本人患者での合併症の特徴を解明

日本人の2型糖尿病患者を対象に,生活習慣に対する積極的介入による合併症予防効果,および日本人患者における合併症の臨床的特徴を検討した前向き観察研究(現在も進行中)。これまでの解析により,生活習慣介入により脳卒中発症が抑制されることや,日本人患者での脳卒中発症のリスク因子は血清トリグリセリド値であり,網膜症発症のリスク因子はHbA1c・血圧・BMI・罹病期間であることが示された。

JDCSのエビデンス
JDCS
日本人の2型糖尿病患者において,余暇の運動と心血管イベントおよび全死亡の関連を検討した。
Sone H, et al. Diabetologia. 2013; 56: 1021-30.
JDCS/J-EDIT
2型糖尿病における大血管合併症および細小血管合併症のリスク算出のためのリスクエンジンを開発し,妥当性を検証した。
Tanaka S, et al. Diabetes Care. 2013; 36: 1193-9.
JDCS
日本人の2型糖尿病患者において,正常および軽度な微量アルブミン尿から糖尿病性腎症への移行率および関連因子を検討した。
Katayama S, et al. Diabetologia. 2011; 54: 1025-31.
JDCS
日本人の2型糖尿病患者において,糖尿病網膜症の発症率および進展率,それらのリスク因子を検討した。
Kawasaki R, et al. Diabetologia. 2011; 54: 2288-94.
JDCS
日本人の2型糖尿病患者において,WHO基準およびNCEP基準によるメタボリックシンドロームの有病率を検討し,メタボリックシンドロームが心血管疾患の予測能を有するかを検討した。
Sone H, et al. Diabetes Care 2005; 28: 1463-1471.
JDCS
2型糖尿病患者において,長期にわたる生活習慣改善プログラムにより血糖コントロールが改善し,糖尿病合併症を予防するか否かを検討した。
Sone H, et al. Horm Metab Res 2002; 34: 509-515.
JDCS
2型糖尿病患者において,糖尿病網膜症と糖尿病腎症の相互関係を検討し,糖尿病網膜症と微量アルブミンが,顕性アルブミン尿発症および腎機能低下に与える影響を検証した。
Moriya T, et al. Diabetes Care. 2013; 36: 2803-9.
JDCS
日本人の2型糖尿病患者において,食物繊維(水溶性食物繊維,不溶性食物繊維),野菜,および果実の摂取量と,脳卒中発症および冠動脈性心疾患発症との関連を検討した。
Tanaka S, et al. Diabetes Care. 2013; 36: 3916-22.
JDCS
日本人の2型糖尿病患者において,冠動脈疾患(CHD)と脳卒中の発症およびリスク因子の関連を検討した。
Sone H, et al. J Clin Endocrinol Metab. 2011; 96: 3448-56.
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