久山町研究
平均的な日本人集団での糖尿病有病率が明らかに

久山町(福岡県)の40~79歳の一般住民を対象とした大規模疫学研究。1988年からの第3次集団では,糖尿病の有病率は男性12.7%,女性8.4%,耐糖能異常の有病率はそれぞれ19.6%,18.4%であり,過去の日本人での検討よりも高値であることが明らかとなった。

久山町研究のエビデンス
久山町研究
日本人での新規炎症サイトカインangiopoietin-like protein(ANGPTL)2と2型糖尿病進展の関連を検討した。
Doi Y, et al. Diabetes Care. 2013; 36: 98-100.
久山町研究
糖尿病を認めない日本人において,高感度C反応性蛋白値と糖尿病発症の関係を検討した。
Doi Y, et al. Diabetes Care 2005; 28: 2497-2500.