DECODE
糖尿病診断におけるOGTTの重要性を再確認

欧州の疫学研究に関するメタアナリシス。糖尿病診断において,空腹時血糖値のみでは3割の糖尿病患者を見逃すことから,OGTTの意義が再確認された。

DECODEのエビデンス
DECODE
欧州で行われた13件のコホート研究データより,高血糖と脳卒中死との関連を検討し,75g OGTT 2時間値と空腹時血漿ブドウ糖値の脳卒中死予測能を比較した。
Hyvrinen M, et al. Diabetes Care. 2009; 32: 348-54.
DECODE
空腹時血漿ブドウ糖値および75g OGTT 2時間値と,全死亡,心血管疾患死,非心血管疾患死との関係を評価し,その関係が段階的なものか,閾値があるものかについて検討した。
DECODE Study Group. Diabetes Care 2003; 26: 688-696.
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糖尿病患者の死亡の予測因子として,空腹時血糖値と75g OGTT 2時間値を比較検討した。
DECODE Study Group. Arch Intern Med 2001; 161: 397-405.
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米国糖尿病学会の空腹時血糖値基準とWHOの75g経口糖負荷試験2時間値基準で,死亡率を比較した。
DECODE study group. Lancet. 1999; 354: 617-21.
DECODE
欧州の疫学研究データより,FPG値126mg/dLはOGTT 2時間値200mg/dLと同等かどうかの検討,段階的スクリーニング法の感度と特異性の評価,耐糖能異常と空腹時血糖異常の比較を行った。
DECODE study group. Diabetologia 1999; 42: 647-654.
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