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[主要論文:1994年11月]
[全論文最新:2004年08月]
4S [冠動脈心疾患]
HMG-CoA reductase阻害薬simvastatinを投与して,コレステロールを低下させることにより総死亡率低下効果を検討。死亡抑制効果:simvastatin>プラセボ*。
【学会情報 ACC 2019】 P2Y12阻害薬を投与されている直近のACS発症/PCI施行後の心房細動患者において,apixabanを含む抗血栓療法(aspirinは併用しない)は,ビタミンK拮抗薬および/またはaspirinを含む抗血栓療法にくらべ,虚血性イベント増加を伴わずに出血および入院を抑制。
【学会情報 ACC 2019】 ASCVDまたは最大耐用量のスタチン治療下の家族性高コレステロール血症患者に対するベンペド酸(ETC-1002)投与は,プラセボにくらべ,12か月後のLDL-C値を有意に低下させた。
【学会情報 ACC 2019】 COAPT試験のサブスタディ。心エコー検査は, MitraClip治療適応患者の選別および長期予後の評価において重要だが,MitraClipによりベネフィットを得る患者に特徴的な心エコー所見上の因子特定には至らず。
【学会情報 ACC 2019】 COAPT試験のサブスタディ。機能性僧帽弁閉鎖不全を合併する症候性心不全患者に対するMitraClip治療+薬物療法の併用は,薬物療法単独にくらべ,患者QOLを有意に改善。
【学会情報 ACC 2019】 ACE阻害薬perindopril+サイアザイド利尿薬にくらべ,Ca拮抗薬amlodipine+サイアザイド利尿薬またはACE阻害薬perindoprilの併用は自由行動下SBPおよび診察室SBPのいずれの低下にも有効。
【学会情報 ESC 2019】 STEMI症例において地域病院から血行再建が可能な侵襲治療センターに移送して施行するprimary PCIは,16年後においてもなお,地域病院での血栓溶解療法より有効。
【学会情報 ACC 2019】 ① SGLT2阻害薬dapagliflozinは, HFrEFの2型糖尿病患者において,非HFrEF患者にくらべ,心血管死+心不全による入院の複合エンドポイントを抑制。② MACEおよび腎イベント,下肢イベント発生率は,PAD非合併にくらべ,PAD合併患者で高かった。
【学会情報 ESC 2019】 PCI後の心房細動患者に対するエドキサバン+P2Y12阻害薬の併用は,ISTH大出血/臨床的に重要な非大出血について,ビタミンK拮抗薬をベースにした3剤併用療法に劣らない。
【学会情報 ESC 2019】 重症の二次性僧帽弁閉鎖不全症例において,薬物療法への経皮的僧帽弁修復術の上乗せは薬物療法単独にくらべ,2年後の全死亡または心不全による予定外の入院を減少させず。
【学会情報 ACC 2019】 試験結果植込み後2年の後遺障害を残す脳卒中回避生存率+デバイス交換/除去,再手術回避生存率について,HeartMate 3のHeartMate IIに対する優越性が認められた。
【学会情報 ACC 2019】 手術低リスクの重度大動脈弁狭窄症に対するSAPIEN 3システムを使用したTAVRは,SAVRにくらべ,手技後1年の全死亡,脳卒中,再入院の複合エンドポイントを有意に抑制。
【学会情報 ACC 2019】 経口抗菌薬治療への切り替えは, 静注抗菌薬治療の継続にくらべ,治療終了後6か月の全死亡+予定外の入院+塞栓イベント+一次病原体による菌血症の再発の複合エンドポイントを抑制。
【学会情報 ESC 2019】 primary PCI後のSTEMI症例に対するCYP2C19遺伝子型に基づくP2Y12阻害薬の選択・投与は,12ヵ月後の総合的な血栓イベントについて,チカグレロルやプラスグレルによる標準治療に劣らず,出血イベントの発生率も低かった。
【学会情報 ESC 2019】 低~高所得国の一般住民を対象とした大規模コホート研究からの報告。心血管疾患は国際的にも依然として死因の第一位を占めているが,高所得国および上位中所得国の主要な死因は癌に取って代わられており,近い将来死因の第一位となる可能性が示唆。
【学会情報 ESC 2019】 胸痛またはACS疑いで救急搬送され,ベースラインのECGで心筋虚血を確定できなかった≧18歳の症例において,高感度トロポニンTの1時間プロトコルの実施は,死亡およびMI予防について,標準プロトコル(3時間)に劣らない。
[主要論文:2005年11月]
[全論文最新:2005年11月]
【日本のトライアル】 全国済生会多施設研究
80歳以上の急性心不全患者において原疾患としての冠動脈疾患の発症率は高くはないが,CADに起因する心不全を発症した場合の予後は極めて不良。
[主要論文:2012年09月]
[全論文最新:2012年09月]
SAFE-ICD [新規のICD植込み例]
植込み時に除細動テスト(DT)を実施する場合(DT+)と実施しない場合(DT-)とで安全性を比較。植込み時の重症合併症と追跡期間中のイベントの複合抑制効果:DT+群≒DT-群。
[主要論文:2005年05月]
[全論文最新:2006年08月]
SAFE-T [持続性心房細動患者]
洞調律の回復と維持について抗不整脈薬amiodaroneとsotalolを比較する。心房細動の洞調律化に関してamiodaroneとsotalolの有効性は同等。
[主要論文:2017年05月]
[全論文最新:2017年05月]
SAFEHEART [家族性高コレステロール血症(FH)ヘテロ接合体]
FH患者の予後因子,治療,ASCVD発症メカニズムの解明を目的として開始されたスペインの登録研究において,目標LDL-C達成率と脂質低下治療との関連性,さらに目標達成の予測因子を検証。強力な脂質低下治療にもかかわらず,多くのFH患者でLDL-C値は高いままで,目標達成率も低かった。目標LDL-C達成の予測因子は,LDL受容体の変異の種類,ezetimibeの使用,糖尿病合併,ASCVDの既往。
[主要論文:2002年03月]
[全論文最新:2004年11月]
SAFER [伏在静脈バイパスグラフト]
GuardWire(末梢塞栓を予防するdevice)使用時と従来のガイドワイヤ使用時とでのステントの有効性を比較。主要な心有害事象抑制効果:GuardWire群>従来群*。
[主要論文:2015年02月]
[全論文最新:2015年02月]
SAFETY [心不全を合併しない慢性非弁膜症性心房細動]
心房細動に特化した看護師主導の退院後管理(介入)により標準的管理にくらべ再入院が減少し,生存期間が延長するかを検証。全死亡と予定外の再入院:介入群≒標準管理群。介入によるイベント回避生存日数は延長しなかったが,イベント回避生存率が高かった。
[主要論文:2000年11月]
[全論文最新:2000年11月]
SAFIRE-D [心房細動,心房粗動]
不整脈薬dofetilideの洞調律回復・維持効果と安全性の検討。回復・維持効果:dofetilide>プラセボ*。
[主要論文:2007年02月]
[全論文最新:2007年02月]
SAGE [高齢の安定冠動脈疾患]
12か月後の虚血時間短縮効果:強力脂質低下治療(atorvastatin)≒中程度の脂質低下治療(pravastatin)。
[主要論文:2013年07月]
[全論文最新:2013年07月]
L/N型Ca拮抗薬cilnidipineとL型amlodipineの腎保護作用を比較する。尿中アルブミン-クレアチニン比(UACR;自然対数値)のベースラインから12か月後までの変化:cilnidipine群≒amlodipine群。
[主要論文:2008年07月]
[全論文最新:2008年07月]
【日本のトライアル】 2型糖尿病性腎障害を合併する高血圧患者におけるCa拮抗薬cilnidipineの腎保護効果に関する比較試験
[主要論文:2005年09月]
[全論文最新:2005年09月]
【日本のトライアル】 急性心筋梗塞(AMI)に対するPCI施行前の抗血栓薬monteplase低用量静注およびKチャネル開口薬nicorandil静注による左室壁運動改善効果と安全性の検討。
[主要論文:2006年11月]
[全論文最新:2006年11月]
SALT [低ナトリウム血症患者]
経口選択的バソプレシンV2受容体拮抗薬tolvaptanの有効性を検討。1日当たりの血清ナトリウム濃度曲線下面積のベースライン時から4日後および30日後の変化:ナトリウム濃度はtolvaptanの方がプラセボより有意に高い。
[主要論文:1991年11月]
[全論文最新:1991年11月]
SALT [一過性虚血発作,軽度脳梗塞]
抗血小板薬低用量aspirin投与による脳卒中・死亡予防効果を検討。aspirin>プラセボ*。
【学会情報 ESC 2019】 食塩の代替品(商品名:Salt Liz:ナトリウム75%+カリウム25%)の利用は,血圧を低下させ,高血圧の新規発症も抑制。
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