循環器トライアルデータベース

TAMI 7
Thrombolysis and Angioplasty in Myocardial Infarction 7

目的 急性心筋梗塞に対するfront-loaded投与法による血栓溶解薬rt-PA投与の有効性を検討。一次エンドポイントは,治療から90分後のカテーテル検査による梗塞責任血管の開存性。
コメント rt-PAの急速投与は再灌流を早め,再閉塞率を低下させた。出血性合併症は従来の投与法と同程度であった。(中村中野永井
デザイン オープン。
期間 追跡期間は10日間。
対象患者 232例。19~75歳。
治療法 rt-PAの投与法により5群に割付け。
A群(37例):30分間で1mg/kg (10%ボーラス),次の30分間で0.25mg/kg静注。最高120mg。
B群(33例):90分間で1.25mg/kg(20mgボーラス)静注。最高120mg。
C群(61例):最初の30分間で0.75mg/kg(10%ボーラス),次の60分間で0.5mg/kg静注。最高120mg。
D群(46例):20mgボーラス,30分後から120分間で80mg静注。最高100mg。
E群(42例):最初の30分間で1mg/kg,最高90mg+1時間でurokinase 150万単位。
初期に,CCUで標準的な治療。
結果 90分後の開存率と再閉塞率はA群63%と11%,B群61%と3%,C群83%と4%,D群67%と14%,E群72%と3%。EFの改善は,全群で有意差なし。死亡,再閉塞,再狭窄,再梗塞などの主要なイベントはC群で最も少なかった。
文献
  • [main]
  • Wall TC et al for the TAMI-7 study group: Accelerated plasminogen activator dose regimens for coronary thrombolysis. J Am Coll Cardiol. 1992; 19: 482-9. PubMed

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ライフサイエンス出版
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収載年月1999.09