循環器トライアルデータベース

GESIC
Grupo Espanol para el Seguimiento del Injerto Coronario

目的 伏在静脈グラフトの早期(1か月未満)閉塞の予防について,抗血小板薬低用量aspirin単独投与の有効性を評価。
コメント 低用量aspirinとdipyridamoleの併用が伏在静脈グラフトの開存を改善させる。(中村中野永井
デザイン 無作為,プラセボ対照,二重盲検,多施設。
期間 追跡期間は28日。登録期間は1984年6月から'88年8月まで。
対象患者 1112例。70歳以下。
治療法 CABG後7時間から抗血小板薬aspirin群(373例)は150mg/日(分3),dipyridamole群(368例)はaspirin 150mg/日+dipyridamole 225mg/日(分3)。プラセボ群371例。全例,手術48時間前から,dipyridamole100mgを6時間ごと投与。
結果 術後28日以内に静脈グラフトの造影を行えたのは927例(83%)。遠位吻合部の閉塞率は,プラセボ群18%,実薬群ではaspirin群14.2%(p=0.058),dipyridamole群12.9%(p=0.017)でありプラセボ群に比して有意に低下。なんらかのグラフト閉塞のあった率は,プラセボ群 33%,実薬群ではaspirin群27.1%(p=ns),dipyridamole併用群24.3%(p<0.01)。
文献
  • [main]
  • Sanz G et al and the Grupo Espanol para el seguimiento del injerto coronario (GESIC): Prevention of early aortocoronary bypass occlusion by low-dose aspirin and dipyridamole. Circulation. 1990; 82: 765-73. PubMed

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収載年月1999.09