循環器トライアルデータベース

GAUS
German Activator Urokinase Study

目的 梗塞責任冠動脈の開存と早期再閉塞における血栓溶解薬rt-PAとurokinase(UK)の効果を比較。
コメント 用いられた投与量ではrt-PAとUKは急性心筋梗塞(AMI)の治療における有効性と安全性について同等であった。(中村中野永井
デザイン 無作為,単盲検比較,多施設。
期間 登録期間は1986年3月から'87年2月まで。'87年実施終了。
対象患者 246例。AMI発症後,6時間未満。
治療法 rt-PA群(121例):heparin 5000単位ボーラス投与。rt-PA10mgをボーラス投与後,50mgを60分間,10mgを30分点滴静注。UK群(117例):heparin 5000単位をボーラス投与。UK 150万単位をボーラス投与後,150万単位を90分間点滴静注。
結果 点滴終了時,rt-PA群69.4%,UK群65.8%で梗塞責任冠動脈が開存 (TIMI grade 2~3;p=ns)。そのうち,発症3時間以内に治療を受けた患者では,rt-PA群72例中 63.9%,UK群70例中70.0%(p=ns)。入院中の再梗塞率は,rt-PA群8.9%,UK群 13.2%。
文献
  • [main]
  • Neuhaus KL et al: Intravenous recombinant tissue plasminogen activator (rt-PA) and urokinase in acute myocardial infarction; results of the German activator urokinase study (GAUS). J Am Coll Cardiol. 1988; 12: 581-7. PubMed

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収載年月1999.09