循環器トライアルデータベース

BBPP
Beta-Blocker Pooling Project

目的 9つの長期二次予防試験のデータを集計,解析し,梗塞後患者におけるβ遮断薬治療の有効性を,1年死亡率についてその他の患者と比較。
デザイン メタ分析(最低200例の患者を対象とし,急性心筋梗塞後1~45日以内に治療開始,最低1年間の治療とフォローアップを行い,intention-to-treatによる全死亡率のデータ算出が可能な9つの二重盲検プラセボ対照比較試験)。
期間 追跡期間は最低1年。
対象患者 13679例。
治療法 alprenolol(400mg/日),practolol(400mg/日),propranolol(80mg/日;160mg/日;120~240mg),timolol(20mg/日),sotalol(320mg/日),pindolol(15mg/日),oxprenolol(160,320mg/日),またはプラセボ。
結果 1)全死亡率は,β遮断薬群でプラセボ群に比し24%低かったが,異なるβ遮断薬を用いたため,試験間でばらつきがみられた。
2)プラセボ群において死亡率が高かったのは,心筋梗塞の既往,狭心症,心機能不全不整脈合併例,digitalis使用例で,これら高リスクでβ遮断薬の効果が高かった。
3)性別,治療開始時の心拍数・血圧,入院後の治療開始時期による治療効果の差異は認められなかった。
文献
  • [main]
  • The beta-blocker pooling project research group: The beta-blocker pooling project (BBPP) ; subgroup findings from randomized trials in post infarction patients. Eur Heart J. 1988; 9: 8-16. PubMed

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EBM 「循環器トライアルデータベース®」
ライフサイエンス出版
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収載年月1999.09