循環器トライアルデータベース

AMIS
Aspirin Myocardial Infarction Study

目的 心筋梗塞(MI)の既往のある男女への抗血小板薬aspirin通常投与の全死亡への影響を検討。また,冠動脈心疾患(CHD)死亡率(MIによる死亡,突然死を含む),CHD発生率(CHD死,非致死性心筋梗塞),致死性および非致死性脳卒中に対するaspirinの効果を検討。
コメント MIの二次予防を目的として一律にaspirinを投与することは推奨できないことが示された。(中村中野永井
デザイン 無作為割付け,プラセボ対照,二重盲検,多施設(アメリカの30施設)。
期間 追跡期間は平均38.2か月。
対象患者 4524例。30~69歳。MI確認後8週~5年の患者。
治療法 aspirin群:aspirin 1.0g/日(分2)2267例,プラセボ群2257例にランダム化。
結果 追跡期間中の全死亡率は,aspirin群で10.8%,プラセボ群で9.7%。3年間の全死亡率は,aspirin群で9.6%,プラセボ群で8.8%。非致死性MIは,aspirin群で6.3%,プラセボ群で8.1%。CHD(CHD死もしくは非致死性MI)はaspirin群で14.1%,プラセボ群で14.8%。消化性潰瘍,胃炎,もしくは胃粘膜び爛の徴候がaspirin群で23.7%,プラセボ群で14.9%であった。
文献
  • [main]
  • Aspirin myocardial infarction study research group: A randomized, controlled trial of aspirin in persons recovered from myocardial infarction. JAMA. 1980; 243: 661-9. PubMed

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収載年月1999.09