循環器トライアルデータベース

ACCORD
Angioplastie Coronaire Corvasal Diltiazem

目的 PTCA後の再狭窄に対する,ダイレクトNOドナー(linsidomineおよびmolsidomine)の効果を検討。
デザイン 無作為割付け,オープン,多施設(フランスの22施設),intention-to-treat解析。
期間 追跡期間は6か月。
対象患者 700例。70歳以下。狭心症あるいは有意な狭窄を有する心筋虚血患者。
治療法 NOドナー群と対照群にランダム化。NOドナー群は,linsidomine 1mg/時をPTCA術施行前3~18時間から静注を開始し,術後24時間連続投与。動脈圧が10%超低下した場合は投与量を減量。投与終了2時間前にmolsidomine 12mg/日を6か月目のフォローアップ血管造影まで経口投与。対照群は,diltiazem 180mg/日経口投与をPTCA術施行3時間以上前に開始し,フォローアップ血管造影まで継続。両群にaspirin 250mg/日を投与。PTCA術中はheparin治療(開始時に1万単位,術後1時間おきに5000単位追加ボーラス投与)。
結果 NOドナー群が対照群よりも,PTCA術直後の血管造影でわずかながらも有意な改善を認め(最小内腔径1.94mm vs 1.81mm, p=0.001),この改善は追跡期間中維持された。またNOドナー群では,PTCA後≧50%の再狭窄発生率も低かった(38% vs 46.5%, p=0.026)。
文献
  • [main]
  • Lablanche J-M et al: Effect of the direct nitric oxide donors linsidomine and molsidomine on angiographic restenosis after coronary balloon angioplasty; the ACCORD study. Circulation. 1997; 95: 83-9. PubMed

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ライフサイエンス出版
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収載年月1999.09