循環器トライアルデータベース

NAMIS
Nifedipine Angina Myocardial Infarction Study

目的 不安定狭心症初期治療におけるCa拮抗薬nifedipineによる有効性を通常の治療法と比較検討。
デザイン 無作為,プラセボ対照,二重盲検,多施設。
期間 追跡期間は14日。1979年試験開始。
対象患者 126例。
治療法 虚血性胸痛が発症して45分以内の患者を,nifedipine群(63例,80~120mg/日),従来の治療群(63例,β遮断薬propranolol 80~240mg+硝酸薬40~80mg/日)に無作為化。サブグループ(67例)として,無作為化以前のpropranololの投与は継続した。
結果 疼痛消失までの時間,24時間当たりの狭心症発作の低下,nitroglycerin使用量の低下,モルヒネを必要とする患者の割合,梗塞発症率において両群間に有意差は認めなかった。propranolol継続投与群ではnifedipine追加で疼痛消失効果が高かった(p=0.026)。propranolol非投与群では,nifedipine単独投与群よりも通常治療群の方が疼痛消失時間が速かった(p<0.001)。nifedipine単独投与群は心拍数が増加する傾向があったが,propranololとnifedipineを併用投与した場合増加も少なく,両剤併用の有効性が示唆された。
文献
  • [main]
  • Muller JE et al: Nifedipine and conventional therapy for unstable angina pectoris; a randomized, double-blind comparison. Circulation. 1984; 69: 728-39. PubMed

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ライフサイエンス出版
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収載年月1999.09