循環器トライアルデータベース

VERDI
Verapamil versus Diuretic

目的 軽・中等症高血圧患者において,利尿薬hydrochlorothiazideおよびCa拮抗薬徐放性verapamilの単独投与,併用投与の有効性と忍容性を比較検討。
コメント verapamilがthiazideと同等以上の降圧効果を示した試験だが,わが国では同薬剤は降圧薬としては認可されていない。(桑島
デザイン 無作為,部分二重盲検,一部オープン。
期間 追跡期間は48週間。
対象患者 369例 。22~71歳。拡張期血圧(DBP)95~120mmHg。
治療法 hydrochlorothiazide群187例とverapamil群182例に割付け。hydrochlorothiazide群は,12.5~50mg/日投与,verapamil群は120~480mg/日投与。目標血圧(DBP90mmHg未満)を達成できなかった場合には,hydrochlorothiazide 25~50mg+verapamil 240~480mg/日を追加投与。
結果 各薬剤の単独投与による目標血圧達成率は,8週後verapamil群で57.7%,hydrochlorothiazide群で42.7%,24週後は各46.8%, 26.4%,48週後は各44.8%, 24.7%で,どの時点においてもverapamil群のほうが高かった。hydrochlorothiazideにverapamilを追加した場合のほうが,逆の場合よりも降圧効果があった。脱落例は両群でほぼ同数であった。
文献
  • [main]
  • Holzgreve H et al on behalf of the verapamil versus diuretic (VERDI) trial research group: Hydrochlorothiazide and verapamil in the treatment of hypertension. J Cardiovasc Pharmacol. 1991; 18 (Suppl 6): S33-S37. PubMed

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ライフサイエンス出版
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収載年月1999.09