循環器トライアルデータベース

FISH
Finnish Isradipine Study in Hypertension

目的 Ca拮抗薬isradipine,β遮断薬metoprolol単独投与,および両薬剤併用による降圧効果,忍容性,血清脂質への影響を検討。
デザイン 無作為,二重盲検,多施設。
期間 追跡期間は24週間。
対象患者 797例。DBP95~115mmHgの高血圧患者。
治療法 isradipine群398例,metoprolol群399例。isradipine 2.5mg/日(分2)または metoprolol 100mg/日(分2)。4週後,DBPが90mmHg以下に降下しない場合,両薬剤とも2倍に増量。8週後,なおDBPが90mmHg以下に降下しない場合,isradipine群にはmetoprolol 100mg/日(分2),metoprolol群にはisradipine 2.5mg/日(分2)を追加し,併用療法へ移行。
結果 1)8週間の単独投与では,isradipine群(平均1日用量4.26mg)の52%,metoprolol群(平均1日用量155mg)の58%の症例でDBPが90mmHg以下の正常値に復した。
2)24週後,併用例を含む血圧正常化率は,isradipine群 68%,metoprolol群 66%。
3)isradipine群の38%とmetoprolol群の33%に一過性の副作用が認められた。副作用による投薬中止例は,isradipine群 83例,metoprolol群 73例であった。
4)isradipine単独投与群では血清脂質に変化は認められなかったが,metoprolol単独群では平均トリグリセリドの有意上昇,HDL-C値の有意低下が認められた。
文献
  • [main]
  • Luomanmaki K et al: Efficacy and tolerability of isradipine and metoprolol in treatment of hypertension; the Finnish isradipine study in hypertension (FISH). J Cardiovasc Pharmacol. 1992; 20: 296-303. PubMed

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ライフサイエンス出版
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収載年月1999.09