目的: | 心房細動患者において,洞調律維持治療と心拍数調節治療とを比較する。 一次エンドポイント:全死亡+症候性脳梗塞+全身性塞栓症+大出血+心不全による入院 。 |
デザイン: | 無作為割付け,多施設。 |
セッティング: | |
期間: | 3年。 |
対象: | 発作性心房細動(AF);発症後48時間未満で自然停止が見込まれるもの, 持続性AF:発症後48時間以上で1年未満持続するもの。 除外基準:持続時間1年以上の持続性AFおよび永続性AF,初回発作の発作性AF,心筋梗塞後,1か月未満に発症したAF,心臓手術後に伴う一過性AFなど。 |
方法: | 洞調律維持治療;「抗不整脈薬ガイドライン」で示された心機能評価別薬剤選択ガイドラインに基づいた薬剤の中から主治医の判断で選択。 心拍数調節治療;主治医の判断下で,必要に応じてジギタリス製剤・Ca拮抗薬(ベプリジルを除く)β遮断薬の中から選択(目標安静時心拍数:60~80拍/分)。 抗血栓療法;非弁膜性心房細動においては,AFFIRM試験に準拠した薬物療法を実施し,弁膜性心房細動においては,循環器病の診断と治療に関するガイドラインに基づいた薬物療法を実施。 心電図所見(12誘導心電図,ホルター心電図および携帯型電話伝送心電図),経胸壁心エコーを実施。 |
結果: |
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