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手術高リスク・心肺バイパス ステロイド群 vs プラセボ群 30日後の死亡：ステロイド群≒プラセボ群
SIRS　
NCT00427388
Steroids In caRdiac Surgery Trial
心肺バイパス（CPB）を要する心臓手術を施行予定の高リスク患者において，メチルプレドニゾロンの術中投与による30日後の死亡抑制は認められず，心筋梗塞（CK-MB定義）リスクが増加した。
背景・目的 ： ［一次エンドポイント］30日後の死亡。
デザイン ： ランダム化，プラセボ対照， intention-to-treat解析。
対　象　 ： 7,507例。CPBを用いた心臓手術を施行予定の高リスク患者。
期　間 ： 追跡期間は30日。
治　療　 ： ステロイド群（3,755例）：メチルプレドニゾロン（methylprednisolone）500mg術中静注投与。
プラセボ群（3,752例）。
結　果 ： ［一次エンドポイント］
死亡には群間差はみられなかった（ステロイド群155例［4.1%］ vs プラセボ群176例［4.7%］，相対リスク0.88；95%信頼区間0.71-1.09，P＝0.23）。

［その他］
クレアチンキナーザ（CK）-MBにより評価した心筋梗塞：508例（13.5%）vs 419例（11.2%），1.21；1.07-1.37，P＝0.001。

presenter: Richard Whitlock ( Hamilton Health Sciences/McMaster University, Canada )
▲UP
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