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8月28日 Hot Line III Late Breaking Trials on Arrhythmias and CAD

PRAGUE-12 
Primary Angioplasty in Patients Transferred from General Community Hospitals to Specialized PTCA Units with or without Emergency Thrombolysis-12
心房細動患者において,心臓手術時の外科的左房アブレーション術(Maze手術)は周術期合併症を増加することなく1年後の洞調律復帰率を改善したが,臨床転帰は改善しなかった。
 
背景・目的
心臓手術が予定されている心房細動(AF)患者において,同時にMaze手術を行うことにより,周術期合併症を増加させることなく洞調律復帰率を高め,長期予後も改善するという仮説を検証する。

[有効性の一次エンドポイント]手術から1年後の洞調律。
[安全性の一次エンドポイント]30日後の死亡,心筋梗塞,脳卒中/一過性脳虚血発作,透析導入が必要な新規腎不全の複合エンドポイント。


 
デザイン
ランダム化,オープン,多施設(3施設)。

 
対象
224例。>18歳の弁置換・形成術,CABGが予定されているAF症例。

 
期間
追跡期間は5年。今回の発表は1年後(一次エンドポイント)の結果。

 
治療
Maze手術群(117例):心臓手術時にMaze手術を実施vs 非Maze手術群(107例):Maze手術は実施せず。

 
結果
Maze手術による手術時間の延長は20分(220分 vs 200分)。

[有効性の一次エンドポイント]
Maze手術群60.2% vs 非Maze手術群35.5%(P=0.002)。

[安全性の一次エンドポイント]
10.3% vs 14.7%(P=0.411)。

[その他]
長期予後: 術後1年の臨床転帰(死亡,大出血,脳卒中,心不全入院)に有意差なし。 一次エンドポイントについてAFの病型別にみると,発作性および持続性AFでは有意な群間差はなかったが,永続性AFではMaze群の洞調律復帰率が有意に高かった(53.2% vs 13.9%,P<0.001)


 
presenter: P Widimsky, MD ( Charles University Prague, CZ )


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