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8月27日 Hot Line II Late Breaking Trials on Interventions

ORIGIN-GRACE
Outcome Reduction with Initial Glargine Intervention - Glucose Reduction and Atherosclerosis Continuing Evaluation
心血管疾患高リスクのdysglycemia(血糖異常)例における頸動脈内膜-中膜肥厚の進展に対し,インスリングラルギン(glargine)は軽度に抑制,n-3脂肪酸は影響せず(ORIGIN*のアテローム性動脈硬化サブスタディ)。
* * ORIGIN-CVD高リスク糖尿病患者,空腹時血糖異常,耐糖能異常において,n-3脂肪酸1g/日による心血管イベントの抑制効果は認められず/空腹時血糖値≦95mg/dLを目標としたインスリンglargineの6年以上の追加投与は,心血管転帰にも癌にも影響を及ぼさず:N Engl J Med. 2012; 367: 319-28.
 
背景・目的
心血管疾患の既往のある軽度の血糖異常(耐糖能異常[IGT],空腹時血糖異常[IFG],初期糖尿病)患者において,(1)インスリングラルギン(glargine),(2)n-3脂肪酸によるアテローム性動脈硬化症の進展抑制効果を検証。

[一次エンドポイント]頸動脈内膜-中膜肥厚(IMT)の年間進展率。


 
デザイン
ORIGIN(ランダム化,2☓2 factorial,多施設)のサブスタディ。

 
対象
1,184例。ORIGIN参加者(心血管疾患の既往のあるIGT,IFG,初期糖尿病患者)のうち,頸動脈エコー検査を受けた患者。

 
期間
追跡期間は6.2年,ベースラインから頸動脈エコー評価までの追跡期間は4.9年(ともに中央値)。

 
治療
インスリンglargine群 vs 標準治療群,n-3脂肪酸群 vs プラセボ群。

 
結果
[一次エンドポイント]
インスリンglargineは標準治療にくらべ頸動脈IMTの進展を抑制する傾向が示された(群間差0.0030mm/年;P=0.145)。
n-3脂肪酸はプラセボ群にくらべ頸動脈IMTの進展を抑制しなかった。

 
presenter: E Lonn, MD ( McMaster University, CA )


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