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AAASPS 1998 African American Antiplatelet Stroke Prevention Study
結論 本試験は脳卒中に高リスクなアフリカ系アメリカ人のみを対象とした初の二次予防試験であり,本結果から,高リスク群における脳卒中再発予防に関する重要な情報が得られると期待される。

目的 脳梗塞既往のアフリカ系アメリカ人において,抗血小板薬aspirinとticlopidineの二次予防効果を比較検討。
一次エンドポイント:脳卒中再発+心筋梗塞(MI)+血管死の複合。二次エンドポイント:1)脳卒中再発+死亡,2)致死性および非致死性脳卒中,3)脳卒中再発+MI+全死亡,4)血管死,5)全死亡,6)MI。
デザイン ランダム化,二重盲検,intention-to-treat解析。
セッティング 多施設。
期間 追跡期間は2年(予定)。
対象患者 1,800例(予定)。アフリカ系アメリカ人。29~85歳。脳梗塞(非心原性)発症から7~90日以内,または本発症による測定可能な中枢神経障害。
【除外基準】一過性脳虚血発作(TIA),くも膜下出血,心原性脳塞栓,医原性脳卒中,術後30日以内の脳卒中,予防的治療としての頸動脈内膜切除術施行例,連続した3日間の平均動脈血圧>130mmHg,Modified Barthel Index<10,痴呆歴,aspirinまたはticlopidineに過敏症あるいはアレルギー,最近の消化性潰瘍,出血傾向,下部消化管出血,血小板または血液学的異常を有する,または既往歴,血尿,guaiac試験に陽性,部分トロンボプラスチン時間の延長,BUN(血中尿素窒素)>40mg%,血清クレアチニン値>2.0mg%,血小板減少症,好中球減少症など。
治療法 ticlopidine 500mg/日(分2)投与群とaspirin 650mg/日(分2)投与群にランダム化。
登録より3ヵ月間は2週間ごとに血球数および血小板数を測定し,血小板減少症,好中球減少症の発症をモニター。その後は6,10,12,16,20,24ヵ月後に評価を実施。急性期治療は担当医の裁量に任せた。安全性は血小板減少症,好中球減少症,胃腸管出血,肝機能不全に注目し,6ヵ月ごとに評価。
追跡完了率 -
結果

●評価項目
(本論文はプロトコールの発表。)

●有害事象
-

文献: [protocol] Gorelick PB et al and the AAASPS Investigators. African American antiplatelet stroke prevention study: Clinical trial design. J Stroke Cerebrovasc Dis. 1998; 7: 426-34. pubmed
関連トライアル AAASPS 2003, APPRAISE, CAPRIE 2000, COMPASS, Dutch-TIA Trial, PRoFESS post hoc analysis, S-ACCESS, TASS 1989, TASS 1993, WHS, 急性脳梗塞/TIA患者への抗血小板療法:2剤併用療法と単剤療法の比較
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