ACCSG 1983 | American-Canadian Co-Operative Study Group |
---|
●結論 | ― |
---|
●目的 | 一過性脳虚血発作(TIA)の既往患者において,抗血小板療法aspirin+dipyridamole併用による脳および網膜梗塞,死亡に対する抑制効果をaspirin単独と比較検討。 エンドポイント:全死亡,脳梗塞,網膜梗塞。 |
---|---|
●デザイン | ランダム化,二重盲検。 |
●セッティング | 多施設(2ヵ国,15施設)。アメリカ(8施設),カナダ(7)。 |
●期間 | 登録期間は1978年11月~1982年末。1983年12月試験終了予定。 |
●対象患者 | 750例以上(目標症例数800~1,000例)。男女比2:1。頸動脈領域のTIA(単眼性または半球性:一過性の一側性虚弱または感覚脱失,嚥下障害または片眼性の失明)発症から3ヵ月以内。 障害がある場合には,身の回りの世話を自ら行うことが著しく困難でない患者,また薬物によるTIA治療を施行している患者(頸動脈手術施行後に頸動脈系TIAを発症した患者は適格とした)。 【除外基準】診断が確定できない,または病巣側のはっきりしない症状のみの患者,重度の神経障害を有する患者。 |
●治療法 | aspirin 1,300mg/日(分4)+プラセボ投与群とaspirin 1,300mg+dipyridamole 300mg/日(分4)併用投与群にランダム化。 1ヵ月後,その後3ヵ月ごとに臨床評価を実施。 |
●追跡完了率 | - |
●結果 | ●評価項目 ●有害事象 |
文献: [protocol] The American-Canadian Co-operative Study Group. Persantine Aspirin Trial in cerebral ischemia. Stroke 1983; 14: 99-103. pubmed | |
●関連トライアル | ACCSG 1985, Acheson J et al, AICLA, AITIA 1977, AITIA 1978, ATIAIS, CABADAS, CAPRIE 2000, CARESS, CREDO, ESPRIT 2006, ESPS-2 1996, Ishikawa K et al, PARIS-I |
●関連記事 |